2026年、新年あけましておめでとうございます。
2025年は多くの方に支えて頂きありがとうございました。今年も誠心誠意、環境保全や安心・安全を第一に考え、皆さまに喜んで頂けるアユをご提供して参りたいと思っております。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
さて、今年は、これまで蓄積してきました「アユ」に関わる情報や、生産者である岐阜県魚苗センターさんからの学びを積極的にここに提供していきたいと思います。
その第一弾は、「年越しアユ」についてです。
アユといえば、夏の川を彩る清らかな魚。ふつうは産卵を終えるとその一生を閉じる「年魚(ねんぎょ)」として知られています。けれど、すべてがそうではありません。まれに産卵をせずに冬を越す個体が存在します。「通しアユ」や「越年アユ」、「トマリアユ」また一部地方では、「フルセ」とも呼ばれ、海や川の深みに潜んで、春を待ちます。秋に命を終える「落ちアユ」とは違い、ごくわずかではありますが、長良川で静かに生き延びるアユや、今年、川を再び遡上するアユも。因みに俳句の世界でも、冬の季語として「通し鮎」が詠まれています。
ここで、万智さん風に一句。
あの夏を いまも泳いで いる気がして
──通し鮎、川底にて。

