岐阜県魚苗センターのSDGsの取り組み
「清流・長良川」と全国の世界農業遺産
わたしたちは最高品質の「アユ」とともに安心と安全をご提供します。
世界農業遺産<岐阜県長良川上中流域>その中核をなすのが「清流・長良川のアユ」
それを支えるのが「岐阜県魚苗センター」です。
世界農業遺産とは社会や環境に適応し、伝統的な農業や文化、技術、景観、それを取り巻く生 物多様性の保全を目的に、世界的に重要な地域を、国連食糧農業機関( FAO )が厳格な審査のもと認定する仕組で、世界で 26 ヶ国 86 地域、日本では15地域が認定されています。
岐阜県魚苗センターの役割
長良川の鮎は岐阜県の宝。
わたしたち日本人はその宝を守っていく責任があり、岐阜県魚苗センターはその重責担っています。
ご紹介したように、センターでは、毎年流下するアユ(親魚)を捕り、さらにそこから厳選されたアユのみから採卵と採精を行います。
稚アユは県内の全漁協を通じて長良川で放流され、天然アユとして育ちます。
センターでは毎年この作業を繰り返すこと、つまり「F1種」(※) のみを放流魚として供給することで、長良川のアユ高い品質と安全を堅持してます。
岐阜県魚苗センターはアユの重要な生産拠点であり、親魚の捕獲から稚魚育成、出荷に至るまで完璧な衛生・管理体制で臨んでいます。
※F1 種とは、その年に捕獲されたアユ同士のかけ合わせで生まれたアユのことです。