岐阜県魚苗センターの子持ち小アユ【珠鮎】の甘露煮が、全国水産たべもの展2022で農林水産大臣賞

株式会社山本(山本卓秀社長/大阪市)の「珠あゆ甘露煮」が第66回全国水産加工たべもの展で農林水産大臣賞を受賞しました。
主原料の珠あゆ(子持ち小鮎)は、世界農業遺産に認定された岐阜県の清流長良川の稚鮎を採取し、岐阜県魚苗センターによる徹底管理のもとで養殖したもの。
長年にわたり美味い物づくりに携わってきた、山本社長は「一目でこの珠あゆに惚れこみ、何度も試作を重ね、この味に辿り着いた。国内では琵琶湖のごく一部でしか獲れない、小型の成魚(7~9センチ程度)であるということで、サイズに似合わず卵がしっかりと詰まっていることに、さらに驚きました」というお話しが聞けました。
また、食糧新聞社(https://www.syokuryou-shinbun.com/)様の記事には、『長良川には宮内庁の御漁場が定められており、その品質は国内屈指のもの。その鮎から採卵し、薬品などは一切使用せず水質、水温、給餌時間や方法など、高度な飼育技術によってストレスを与えず育てた。天然鮎に勝るとも劣らない品質が特徴だ。この鮎の良さを最大限に引き出すため、高い佃煮製造技術を持つ山本と、岐阜県魚苗センターの連携によって「珠あゆの甘露煮」が誕生した。』と。私たち、岐阜県魚苗センターのことも正確にお伝え頂いており嬉しいです。