アユの養殖では、その歴史が最も古く、かつ現在では国内最大規模を誇る岐阜県魚苗センターでは、12月に入り、新しいアユのふ化が始まっています。ふ化したばかりのアユは、極小というか、なかなか裸眼では確認できないくらいのサイズで、まさに星の数ほど水槽の中を泳ぐ・・というよりは、さまよっています。それら1個体1個体に、眼があり、心臓があり、ヒレがあると思うと実に神秘的であり、生命の奇跡を感じざるを得ません。もちろん、この写真では確認する術はありませんが、もう少ししたら水槽内で飛び跳ねる姿を見ることができるのが楽しみです。